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PRODUCT
テスト設備・分析機器Test equipment and analytical equipment
テスト設備・分析機器の各装置についてご説明します。
蒸発濃縮テスト(ビーカースケール)
装置概要
ビーカースケールで装置設計に必要な基本物性を確認します。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
---|---|---|---|
方式 | バッチ式 | 加熱方式 | 温水~熱媒(~280℃) |
操作圧力 | 1.3kPa~大気圧 | 蒸発量 | 0.5~1kg/hr |
容量 | 1~5L | 必要サンプル量 | 1~20L |
材質 | ガラス・テフロン |
確認項目
濃縮倍率、沸点上昇(B.P.R.)、スケーリング性、発泡性、粘度、比重、組成
薄膜降下式蒸発・蒸留テスト装置
装置概要
希薄で粘性が比較的低い流体を伝熱管の上部から自重で流下させて薄膜状にすることで、熱伝導率を高めます。伝熱性能と品質を確認してスケールアップデータを取得します。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
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型式 | 薄膜降下式(蒸留塔付) | 蒸留塔 | 規則充填物 |
加熱方式 | スチーム | 蒸発量 | 10~100kg/hr |
操作圧力 | 5.32kPa~大気圧 | 許容粘度 | 1~350mPa・s |
材質 | SUS316L |
適用例
異性化糖、ミルク、コーヒー、コーンスターチ、苛性ソーダ、ロダンソーダ、カプロラクタム、グリセリン、アルコール類、油脂類、各種廃液の減容、各種溶剤の回収 等(実績多数)
薄膜蒸発機 テスト装置(Thin Film Evaporator)
装置概要
高粘度や熱感受性の物質をローターの撹拌により伝熱面上に薄膜化して、1パスで蒸発・蒸留を行います。伝熱性能と品質を確認してスケールアップデータを取得します。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
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型式 | 強制撹拌式 | 回転数 | 1000~2000rpm |
加熱方式 | スチーム、熱媒(~250℃) | 処理量 | 10~50kg/hr |
操作圧力 | 0.13kPa~大気圧 | 許容粘度 | 1~20,000mPa・s |
ローター | 固定翼(非接触)可動翼(接触式) | 材質 | SUS316L |
適用例
グリセリンの濃縮、糖液の濃縮、油脂化合物の濃縮、ポリマー中の脱溶剤 等(実績多数)
高真空薄膜蒸発機 テスト装置(Short Path Evaporator)
装置概要
通常の条件で分離できない高沸点物質や熱感受性物質の分離・精製を行います。
本体に凝縮器を内蔵することにより、蒸発面から凝縮面までの距離が短く、高真空が維持できます。分離性能や伝熱性能及び品質を確認してスケールアップデータを取得します。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
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型式 | コンデンサー内蔵式 | 回転数 | 80~800rpm |
加熱方式 | 熱媒(~300℃) | 処理量 | ~10kg/hr |
操作圧力 | 0.1~133Pa | 許容粘度 | 5,000mPa・s |
ローター | 可動翼(接触式) | 材質 | SUS316L |
適用例
ビタミンの精製、植物油の精製、エポキシ樹脂の精製、シリコンオイルの精製 等
二軸スクリューフィーダーテスト装置
装置概要
セルフクリーニング式二軸スクリューと電気加熱により、廃液中の無機塩や樹脂の乾燥、高粘度液と粉体との混錬・反応操作等を行います。伝熱性能と製品の品質を確認してスケールアップデータを取得します。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
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型式 | 二軸スクリュー | 回転数 | 4~40rpm(非接触) |
加熱方式 | 電気加熱(~300℃) | 処理量 | ~10kg/hr |
操作圧力 | 常圧~微真空 | 全長/径 | 860/Φ80 |
スクリュー羽根 | 押出羽根/混錬羽根 | 材質 | SUS304 |
適用例
溶剤回収・樹脂や無機塩の乾燥・固液反応・固液混練 等
平膜試験装置
装置概要
ラボスケールでのRO・NF・UF膜の選定が可能で、少量の試料液で定性評価(参考Flux、阻止率)と迅速な膜の選定を行います。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
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液量 | ~3L | 膜面積 | 155cm2 |
最大使用温度 | 50℃ | 最大使用圧力 | 5MPa |
最大循環液量 | 760ml/min | 方式 | クロスフロー |
材質 | SUS316L | 寸法 | W350×D400×H700 |
適用例
各種食品製品の濃縮、海水の濃縮、含溶剤排水、洗浄廃液、染料排水の減容 等
連続式膜分離試験装置
装置概要
2.5インチのスパイラル膜を3本装填でき、長時間の自動運転を行います。スケールアップデータ取得と膜の寿命推測やサンプル作製を行います。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
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最大試験液量 | 500L/バッチ | 膜面積 | 約7.0m2 |
最大使用温度 | 50℃ | 最大使用圧力 | 5.0MPa |
最大循環液量 | 50L/min | 方式 | クロスフロー |
材質 | SUS316L | 寸法 | W1725×D3200×H2520 |
適用例
各種食品製品の濃縮、海水の濃縮、含溶剤排水、洗浄廃液、染料排水の減容 等
メンブレンバイオリアクター
装置概要
UF・NF・RO膜を使用して反応物を分離・精製します。特に酵素反応を行う場合に基質と酵素及び膜の組み合わせにより様々な製品を作り分けすることができます。
装置仕様
項目 | 仕様 | 項目 | 仕様 |
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容量 | 30L/バッチ | 膜面積 | 0.35~2.5m2 |
最大使用温度 | 60℃ | 最大使用圧力 | 0.3~5.0MPa |
最大循環液量 | 50L/min | 方式 | クロスフロー式 |
材質 | SUS316L | 寸法 | W2000×D1500×H2000 |
適用例
未利用食資源からの機能性素材の抽出、精製、濃縮 等
分析・計測機器
概要
各種テストで得られたサンプル液の品質・物性確認に必要な分析・計測機器を整えています。
分析機器
- 高周波誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-AES)
- ガスクロマトグラフ(GC)
- ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)
- 電位差自動滴定装置
- カールフィッシャー微量水分計
- フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)
- 走査電子顕微鏡 エネルギー分散型分析装置
計測機器
- BL型粘度計
- 屈折率計
- pH計、導電率計
- 電位差自動滴定装置
- 精密電子天秤